滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

私の身近な税金に感謝

延暦寺学園比叡山高等学校 1年 青山莉子

私の住む滋賀県には、夏になると多くの人が訪れます。家族や友達とマリンスポーツや湖水浴や釣りを楽しみ、とてもにぎやかです。また、琵琶湖の水辺でのバーベキューは、開放感もあって最高です。

滋賀県で生まれ育った私にとっても、琵琶湖は誇れるかけがえのないものであり、キラキラと輝く水面を見ては癒され、そんな美しい風景をあたりまえのように感じていました。

今回、税に関する作文に取り組むにあたり税金について調べていると、滋賀県には琵琶湖森林づくり県民税という、独自課税があることを知りました。滋賀県の森林は、県面積の約半分を占め、豊かな水を育み土砂災害を防ぐなど様々な役割を果たしてくれています。二酸化炭素を吸収して育った木材を使用することは地球温暖化の防止にも繋がるそうです。そのためには、森林を適切に育てることが大切で、平成十八年度より一人年間八百円の徴収をもとに、森林づくりが始まったそうです。

琵琶湖がきれいに保たれており、この風景が継続していくことはあたりまえではなく、税金のおかげなのだと知ることができました。そしてそれは、県民一人ひとりの愛情だと感じました。しかしながら、県政世論調査では県民の七割が課税について「知らない」と回答するなど認知度は低いという結果です。

私は、小学校や中学校で税の意義や役割、そして使い道について学習してきました。しかしそれは一般的な内容であり、自分が住む土地で税金がどのような割合で何に使われているか、また県独自の課税があることなどは全く知りませんでした。高校生となった今、暮らしに関わる身近な税金について興味を持ち、さらに税金について理解を深めたいと思います。

他に、私がもっと身近に税金の恩恵を受けていることがあります。私は幼い頃、父を病気でなくし、母子家庭で育ちました。国の社会保障制度によって学校の給食費や教材費、修学旅行の費用まで援助してもらいました。一番ありがたかったのは、医療費助成制度だそうです。母は喘息の持病がありますが、病院に安心して通うことができ予防に努められたことで、元気に子育てできたそうです。

このように私たち家族がここまで生活できてきたのも、税金を払ってくださっている目には見えない多くの方たちのおかげです。

私は、勉学に励み、将来何か人の役に立つ仕事について、私自身もしっかりと税金を納めて恩返しをしたいです。

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