滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
可能性
滋賀県立彦根東高等学校 1年 嶋田彩花
私たちの暮らしは、税によって支えられている。私が生きてきた十五年間の間で、すでに、目が飛び出るほどの金額またはサービスを受けていた。小学校・中学校に通うにしても、本来は、家庭からはなかなか払うことができないようなお金がかかる。しかし、税のおかげで無償で通わせてもらっていた。また、義務教育でない高校でも、税に支援してもらっている。
私は、税は私たちの「可能性」を広げてくれるものだと思う。税による経済的な面からの支援のおかげで、私たちは学校に行って新しいことを学び、一生懸命勉強に打ち込むことができるのだと思う。その中で、様々な経験をし、多くの知識を蓄えることで将来の可能性を広げることができる。私は、税に、税金を払っている大人に、感謝してもしきれないと思った。また、このような経済面からの力強い援助は、税にしかできない、税ならではの支援だと思う。そんな大切な役割を持つ税は、やはりなくてはならないものだと実感した。それと同時に、その支援や期待に応えられるように、一生懸命学んでいきたいと思った。
税は、私たちだけでなく、国の可能性を広げるものでもある。日本は現在、最新の科学技術を世界に発信している。また、多くの研究や開発も日本各地で行われている。ここにも、税による支援が及んでいる。これからの研究・開発や科学技術の振興を図るためである。この支援により、研究・開発をよりよく持続していくことができ、新しい科学技術が生み出される可能性が広がるのだと思う。また、自国である日本に限らず、他国の可能性を広げることもできる。発展途上国を経済的に支援するための「経済協力費」などにより、日本は他国の可能性を広げていると言えるだろう。
このように、税には、「可能性」を広げるという一面がある。税ならではの役割である、多額の経済面からの援助によって、人や国の可能性を広げている。しかし現状は、歳入額の約四割が公債金収入であり、日本の経済は厳しい状態である。また、公債残高も累増している。そんな状況の中、私たちの可能性を広げるための、税からの支援が受けられることは、非常にありがたいことである。私たちは、税に感謝すべきだ。そして、税によって与えられた可能性を最大限に生かし、より良い将来を築いていきたい。







