滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

医療から見る税について

学校法人聖パウロ学園光泉高等学校 1年 松村琴音

私は税を収めることにはおおよそ賛成します。その理由について身近な医療費の公的負担と自己負担の点から述べたいと思います。

私の祖父と祖母は身体障害者1級です。祖父は人工透析、祖母はペースメーカが入っていて、さらに寝たきりになり胃ろうが入っていて要介護5の状態です。祖父と祖母はもう税金を払っていないと言います。ですが、調べてみると人工透析は月に40万円、年間にすると480万円もかかります。医療費の自己負担は0円なので20年間透析をしているので全て合わせると9600万円の国からの補助を受けているということになります。税がなかったら、病気で働けない祖父がたくさんの医療費を出すことはできません。同じように祖母も介護保険で様々なサービスを受けています。身近なところでありがたいと感じることが多いのでおおよそ賛成だと思います。

ですがこのようなお金を誰が出しているのか、また少子高齢化によって税を払える若い人たちの負担を考えると少し考えるところがあります。これからも高齢者が増え、豊かな生活により生活習慣病が増え人工透析の患者も増え続けると言われています。医療費の自己負担が0だと簡単に人工透析をする人も増えるだろうし、国のお金も足りなくなると思います。また、まだまだ治療が見つかっていない病気の研究や子どもの医療費などにも、国のお金が使われて欲しいと思います。このような点から高齢者の医療費の公的負担と自己負担の割合については難しい問題だと思いました。

今日祖父と祖母の高額介護合算療養費等支給決定通知書が家に来ました。祖父はそれを見て支給額が0円になってしまったと怒っていましたが、国のお金を皆が平等に使うには必要なことだと思いました。税金の公平な使い方とは、とても難しいと思いました。

今まで税について、考えることなどあまりありませんでしたが自分の家族がこんなにも税にお世話になっていると気付くことができました。他にも身近な所ではごみの処理や学校の教材なども税の使い道であることが分かりました。今まで述べた点から私の意見としては、税についてはおおよそ賛成、使い道についてよく考えていくとしたいと思います。

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