滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税金について

滋賀県立高島高等学校 1年 早藤 伸

この日本には国民の義務として「納税の義務」というものがある。「納税の義務」というのは日本に存在する多種多様な税金を払わないといけない決まりのことで、税金を払わないと税務署から後で追加の支払いを迫られたり、悪質な場合には懲役刑などの処罰を受けることがある。そして、集められた税金の使い道は割合が多い順に、社会保障関係費、国債費、地方交付税交付金等、公共事業関係費、文教及び科学振興費というようになっていて、これらだけでなくまだ他の使い道もある。だが今年は新型コロナウィルスが大流行したことによって、多額の税金を使い、政策を打った。例えば、政府は国内でマスク不足が発生していたため「アベノマスク」と呼ばれるガーゼ製の布マスクを全世帯に2枚ずつ配布したり、国民へ現金一律10万円を給付した。

先にも述べたとおり今回の新型コロナウィルスの政策には自分たちが払った税金が使われている。現在、高校生の僕たちが一番身近に感じるのは消費税だ。去年、消費税が8%から10%に増えて、僕は日本の消費税は高いなと思っていたけど、意外とそうでもなかった。1番消費税率が高い国はハンガリーで27%、続いてクロアチア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーが25%となっており、日本の10%はむしろ低い方だった。そして、ヨーロッパでは殆ど20%を越していた。さらに、消費税の高い国ではその分、教育や福祉が充実している。例えば消費税25%スウェーデンでは、18歳以下は医療費が無料、小学校から大学までの授業料も無料なので、国民はこの高い税率でも納得できているのだと思う。

僕はこの作文を書くにおいて、他の税金のことも知りたくなり、調べると世界の個性的な税金がいろいろ見つかった。まず、日本では入湯税という温泉を利用する際に課せられる税金がある。イギリスでは渋滞税という特定のエリア、時間に自動車で走行すると課せられる税金で、環境にやさしい車などは含まれない。これは実際に効果があり、渋滞税を導入してから渋滞は平均30%緩和された。そして、ドイツには営業税というのがある。これは、店舗などが日曜日に営業する際に課せられ、そもそも法律によって飲食店以外の店舗は日曜日に営業ができないと定められている。これは労働者を長時間労働などから守る為にあるんだろうと思った。

今回、税について考え、いろいろ新しい考えや発見を得ることができた。今はまだ高校生だから税にピンとこないけど、今後、生きていくのにずっと常にあるものなので、今の内に税についての理解を深めていきたい。

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