滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税金の使われ方

滋賀県立高島高等学校 1年 迫田香澄

2019年10月から消費税が10%になった。消費税が上がることは、私たちに良くないことのようにテレビなどで言っていたことを覚えているが、私は税率が上がることに賛成だ。まだ、自分でお金を稼ぐことができないから、そんなことを言えるのかもしれないが。

消費税は、社会保障の財源の一つとして使われている。日本では平均寿命が年々延びてきている中で、皆が安定した生活を続けられるか、という課題がある。政府が国の社会保障を充実させるためには、税金から収入を得るか、借金をするかの二つの方法が考えられる。いろいろな税収のなかで消費税は景気に左右されず安定した税収を得やすいことから増税が選択されたそうだ。今後さらに少子高齢化が進み、税収が追いつかなくなると言われている。私一人でできることは小さいことかもしれないが、正社員として就職し、しっかり働き、増税になってもきちんと税金を払える収入を得られるようにしたいと思う。

税金については、中学校までに話を聞く機会はあったが、正直なところあまりよく覚えていない。この作文を書くにあたって、インターネットなどで税金について調べてみた。税金の使い方として割合が多いのは医療、年金、介護など私たちの生活を守る「社会保障費」だが、他にも地域の医療や警察、消防をはじめ、公的サービスに充てるため地方自治体に交付されたり、町や道路の整備にも使われている。また、私たち高校生にも深く関係している学校教育や科学技術などにも使われている。特に私が注目したのは災害対策にも使われているということだ。近年、日本各地で大きな地震や台風、大雨による災害がたくさん起きている。今年は特に長い時間の豪雨が多くの人達を被災させた。今も日本のあちこちで避難生活を余儀なくされている方達がいる。災害から命を救うことにも、被災者を支援するためにも税金が使われている。

私は16年生きてきた中で、幸いなことに避難生活を送ったことはない。しかし、いつどこで災害が起こるかは誰にも分からない。もし、遭った場合にも税金で命を救ってもらえる可能性がある。また、避難する場所の確保、避難生活を送ることもできるだろう。

税金をどのように使うかは選挙で当選した国民の代表者が国会で話し合って決める。私はあと2年後に選挙権が得られる。投票する時、自分の思いと同じような考えの人を見極められるように今のうちから選挙に関心を持ってみていきたい。そして、国民から集めた税金がどこに使われるべきなのかについても学ばなければならないと思った。

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