滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
税と社会保障制度
滋賀県立能登川高等学校 3年 横山聖
私達の国は、福祉国家であり、アメリカなどの夜警国家に比べてとても幸せだと思います。消費税はどんどん上がっていきますが、私達が生きる必要最低限の生活を保障してくれる社会保障制度があるので安心です。今日の日本は、少子化と共に超高齢化社会となっています。これから高齢化が進んでいくと同時に、年金、医療、介護などの社会保障の給付は大幅に増えていくことが予想されます。社会保障費や様々な面で使われる税金を納めるのは主に、勤労者世代の人々です。しかし、その世代の人々は、少子化のために今後ますます減っていき、これからの社会保障制度を維持していけるのかが問題です。その為には、安定財源を確保していくこと、税金を無駄使いしないことが、今後の課題になっていくと思われます。
税金を無駄使いしないということに関しては、まず地方議員の人達がしっかり考え、行動していかなければならないと思います。最近では度々ニュースで、議員の不祥事などが取り上げられ問題になっています。きちんと仕事をされている議員の方々もおられる中で、一人でも問題を起こせば、一気に悪いイメージに繋がっていくので、もっと議員だという意識を持って、何が正しいのかを判断し、仕事をしていけば良いイメージにも回復することができ、税金の無駄使いも少なくできるのではないかと思います。
最近では、消費税が5%から8%に上がり、12月には10%に増税することが決まります。私は、増税したことが将来にとって良かったと思っています。なぜなら、確実な財源確保をすれば社会保障費や、他にも東日本大震災の復興などもっと有効的に使わなければいけない。税金の利用幅が増えていくと思ったからです。時間が経つにつれて、震災のことはあまりニュースにも取り上げられなくなっていて、少しずつ忘れていく人も増えてきたのではないかと思います。しかし、復興するのにはまだまだ多くのお金が必要だと思います。そうしたことにお金を使って、困っている人達を助けることができれば私達が払っている税金は”意味のある税金”へと変わっていくのではないでしょうか。
私は将来、介護士になろうと思っています。介護士になって、高齢者の方々を直接介護する側になれば社会保障のことについて考える機会が増え、大切さも今よりずっと身を持って感じることができると思います。どうすれば、この先もずっと社会保障制度を維持していけるのかを考え、もっと税に関して学んでいきたいです。







