滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
税金の大切さについて
滋賀県立水口高等学校 1年 畑伊吹
私は普段生活をしていて、税金は本当に役立っているのか、必要なのかと疑問に思うことがあります。
私が中学生の時、家から学校まで約五キロ、自転車で30分程かけて通っていました。その通学路はほとんど歩道がなく、街灯もまばらで工業団地と、田んぼが続いていました。トラックの通行が多く、横を通ると風にあおられそうになったり、暗い道で人影を見ると、「怖いなあ」と不安になることも一度や二度ではありませんでした。心配する親たちが「街灯をつけて下さい」「歩道や自転車道が危険です」と訴えてくれています。「歩道や街灯はどこが作ってくれるの?」と尋ねると「道路や街灯は公共の物だから税金を使って作ってもらえる」と説明してくれました。
こんな事があって私は税金に興味を持ちました。調べてみると税金は、医療、福祉、年金、介護、生活保護などに約四分の一が高齢者など困っている人に使われ、また、私たちが通う学校の補習教科書や先生たちの給料、水道水にいたるまで教育にかかわる事にも使われています。その中でも私が目にとめたのは、道路や公園など公共事業に使われる税金です。日常、通学や通勤で使う日本の道路、橋、信号、街灯、ガードレール、カーブミラー標識などに至るまであってあたりまえのように思っていたのですが、税金でまかなわれていたことを知りました。滋賀県では、昨年の台風で壊れた信楽高原鉄道の復旧にも、多くの税金を使い取りかかっています。最初は役に立たない、心要ないと思っていましたが、あたり前だと思っていた事、それを支えていたのは私たちの支払う税金です。毎日の生活の中ではなかなか気づかないけれど、私たちの暮らしを支えてくれている、多くの人の手助けになる、そして、自分でも気づかないうちにいろんな人に支えられている、お互いに助け合う事、それが税金なんだと思います。また、大切な税金だからこそ、大きな事業だけでなく、小さな町の通学路の安全確保のための工事にも使ってほしいと思いました。







