滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

「日本の税」

学校法人滋賀学園滋賀学園高等学校 1年 大倉明里

私は作文を書くにあたって、消費税率の高いデンマークと、消費税率の低い日本を比べました。

まず税率の高い国のデンマーク税率は25%です。デンマークは消費税だけでなく所得税も非常に高い国でもあります。しかし、高い税率の代わりに福祉の面がとても充実しているのです。

対して日本は8%と世界的に見ても低い国ですが、福祉面があまり充実していないという意見もよく聞かれます。しかし本当にそうなのでしょうか。

例えば失業してしまった場合、どちらの国でも失業給付を受け取ることができます。給付される率は前に就いていた職の給与の45〜80%とされています。給与が高いほど、給付される率は低くなります。そして給付される期間は最長で330日です。ですが、デンマークは、給付される率が80%で、給付される期間は4年間と長くなっています。

それならばデンマークの方が良いのではと思いますが、デメリットもあります。それは逆累進性です。日本の消費税ももちろん逆累進性ですが、デンマークとはわけが違うのです。貧しい人も25%の消費税を徴収されるのです。これでは公平性があまりにもありません。なので国民の不満は高まり、消費税によって景気が悪くなってしまうことがあります。

対して日本は、公平性が保たれているためデンマークほど貧しい人への負担は重くありません。

これまで私は税金のことを深く考えたことはなく、むしろとられてしまうものと、少しマイナスのイメージを持っていました。しかし、日本と他国の両国を比べることで消費税が多い場合と少ない場合のメリットとデメリットが分かりました。そして両国共に国民の生活のためという共通の理念が存在しているということを実感しました。

私たち若い世代はこれからの日本のことをしっかりと考え、正しい税金のあり方というものを意識することが大切だと思いました。

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