滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
税金の使い道
滋賀県立虎姫高等学校 2年 神田早希
安倍首相は平成二十九年四月に予定されていた消費税の八パーセントから十パーセントへの増税を平成三十一年十月まで延期することを発表した。私はこのことを聞いて、増税されなくてよかったと思っていた。税の役割意義を知るまでは。
私はこの作文を書くために国税庁のホームページで税について調べた。すると「社会保障」という言葉を見つけた。社会保障制度は年金を支給する制度ということしか知らなかった。しかし、詳しく調べてみると病気やけが、障害、失業などにより、個人の努力だけでは対応できないリスクに対して相互に支え合い、それでも困窮する場合に必要な社会保障を行うと書かれていた。社会保障制度がこんなにも充実していることを知り、重要さを感じた。そのような、国民が安心した生活を送ることができるようにし、社会をより良くする大切な制度に関わっているのだと思うと税率は低い方がいいという考えが一気になくなった。
しかしその反面、税金の使い道に疑問を抱くことがある。
その一つに道路の整備がある。車で道を走っていると以前はカーブであった道が工事によって直線の道に作り変えられていた。確かに直線の道の方が走りやすく安全であるが、多額の費用がかかり、それは税金でまかなわれている。労働力の促進にもなるが、私には無駄に思える。
また政治家の政治資金の私的流用もある。最近テレビでよく報道されているが、国民がより良い社会作りのためにと納めている税金を政治以外の目的で使用していると思うと怒りを覚える。
さらに防衛費もある。一昨年、安保法案が可決されたが、私は反対である。例としてアメリカが攻撃された場合、集団的自衛権を行使して日本が助けるというのがあるが、戦争に巻き込まれるのではないかと私は考えている。だからそのために税金を含む莫大なお金をかけて訓練するのは反対である。
税金は国を維持していくための大切な財源であるが、国民が払う貴重なお金でもあるので、使い方を慎重に検討してほしい。
私は直接政治に関われないが、政治に関心をもち、十八歳になれば選挙という形で政治に参加したい。







