滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
税と私達の暮らし
光泉高等学校 1年 堤美久凛
税金が私たちの生活にどの様に役立っているかは実感しにくいものです。
高校生の私が普段、最も身近に感じるのは、買い物の時に支払う消費税です。お店のレジで自動的に消費税が加算されるので、それが巡り巡ってどの様に使われているかは、改めて調べてみないとわかりません。
そもそも税金を納める事は納税と呼ばれ、日本国憲法で勤労・教育の義務と並ぶ、三大義務の一つとして挙げられており、日本人は納税することを義務づけられています。
さて、納めた税金の使い道は一体どの様なものがあるのでしょうか。いろいろと調べてみると、想像していた以上に私たちの身近な生活で欠かせないものに使われていることが改めて分かりました。
例えば、私たちが毎日通っている学校の公費負担教育費、国民医療費の公費負担、警察費、消防費、ゴミ処理費用、信号機、通路など国民の健康で豊かな生活の実現のために使われています。
直接的、間接的に納税している私たちは、税金があまりにも日常生活に役立てられているからこそ身近すぎて気づかないものだと考えました。
私たちは日本という先進国に生まれ住み、世界的にも類を見ないほど清潔だと言われる整備された街で生活していますが、発展途上国では、いまだに下水道が未整備だったり、ゴミ処理設備も不十分で感染症が流行ったりする国も多く存在します。
また、先進国であっても、日本のように国民皆保険制度が不十分な国では、ちょっとした病気にかかっても民間の保険に加入していないと病院に通えないという事もあります。
私たちが日々、安心して生活ができているのも、日本国民がみんなでお金を出し合って、「納税」をしているからだなと改めて理解しました。
国の予算における歳出のうち、トップを占める社会保障については、少子高齢化を迎える日本では、どの様に費用を負担していくかは十分な議論が必要だと思います。
これからは自己負担額を増やして、自己責任で賄っていく必要があるという意見もありますが、私達や、これから生まれてくる将来世代の人々の未来も見据えたうえで、バランスのとれた税制議論がなされるべきだと思いました。







