滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
「税金と国の安定」
滋賀県立彦根東高等学校 1年 藤本ひかる
私の税金に対するイメージはどちらかといえば「出費」「負担」など重い感じです。この先行われる消費税の増税は高校生の私にとっても嬉しい話ではありません。そんなマイナスのイメージが多い税金は自分の生活をどういう面で支えてくれているのか考えてみました。
日本の乳幼児の生存率がとても高いのは、数種類の予防接種を無料で受けられることが大きく関係していると思います。世界中で多くの子どもたちが感染症などで命を落としている中、日本の赤ちゃんたちが健康に育っていくのは予防接種が無料で受けられるという制度であるからです。そしてこの予防接種代は税金によって賄われています。
また、教育面でも私たちは税金に支えられています。それは教科書の無料配布、それから小学校と中学校の合わせて九年間、誰でも義務教育を受けることができることです。もし、教科書は有料になり授業料も免除されなくなってしまったら、十分に教育を受けられない子どもたちも当然出てきてしまうと思います。教育を受けていない子どもたちに一番したいことを聞くと多くの答えが「勉強がしたい」だそうです。教育を受けたくても受けられない子どもたちが世界には大勢います。でも日本の子どもたちにとって勉強とは望んでするものではなく義務なのです。とても恵まれた環境の中で教育を受けられることに感謝し、日本の未来を支えていく一人として勉強に励むことが税金を生かすことなのだと思います。
今も世界中では戦争をしている国、自然災害によって大打撃を受けている国が多くあります。家計を支える為に働いている子ども、追害を受け難民キャンプで暮らしている人々もたくさんいます。税金で行政サービスが受けられてみんなが安心して暮らせるということは、当たり前のことのようで実は国の政治と経済が成熟している証しなのだなと感じました。私も将来は税を納める立場です。税の必要性、重要性をきちんと理解し、納得して税金を納めることが大切です。そして、税金を無駄使いすることなく国の未来を考えて使い道を決めてほしいと思います。







