滋賀県納税貯蓄組合総連合会会長賞
税金が支える平等と公平
湖南市立甲西北中学校 3年 青野 桃子
夏休みに入り、私は図書館を利用することが多くなりました。図書館へ行くと、本当は買わなければ読めない本を、無料でたくさん読むことができます。私の住んでいる地域にある図書館には、25万冊以上の本があります。こんなに多くの本をどのようにして集め、なぜ無料で読めるのかが気になったので調べることにしました。
調べた結果、まず図書館の本は私達市民が納める税金によって購入されていることが分かりました。私は今まで、図書館の本は市民の善意で寄贈されたものだと思っていたので、こんな身近なところにも税金が使われているのかととても驚きました。そう考えると、私達の生活は全て税金があってのことなのだと思いました。また、本の貸し出しが無料なのは、市民が納めた税で本を買っていることと、日本には「図書館法」という法律で図書館無料の原則が定められているからだそうです。確かに、もしも図書館が有料だったら、全員が税を納めているのに本が見れない人が出てきてしまったり、貧富の差が生まれたりと不公平になってしまうと思いました。しかし、購入する人が全員図書館で本を借りてしまったら、作家さんが儲からないのではないかという疑問も残ります。私の母は、「たくさんの図書館が本を買うから、作家さんの収入になるのではないか。」と言いますが、私はあまりすっきりしません。ただ、図書館で借りて面白かったので買おうという人もいるので、作家さんにもメリットがあると考えます。また、全員がどんな境遇であっても、平等に本が読めるというのはとても良いことであり、それが税金によって行われているというのが喜ばしいことだと思います。
テレビやインターネットでは増税は悪いことだという悪い面が強調され、税金は悪いものだという印象が強く、将来納税することに抵抗を感じていました。しかし、調べてみると、私の大好きな本を図書館で購入することはもちろん、私の住んでいる町の環境の維持や自分の意志を社会に反映するためなど、国民の平等と公平を守り、支えるために使われていると知りました。一方で、使用するべき場所で使われていないなど良くない面もあります。改善するためには、まずは全員が税の意義と使い道を知ること、そして税金を使っている人が税を納めている側にも使い道を提示し、よりよい使い道を全員で一緒に考えていくことが必要だと私は考えます。
税の作文を書くにあたり、納税は私達の生活を支え、豊かにしてくれるものだと分かりました。そして、平等と公平を保つためには税金が必要不可欠であるということも。私が大人になるころには、きっと納税額も増えているけれども、しっかり納税をすることを第一に考えたいです。そして、次の世代の人にも、納税の大切さと、税金が支える平等、公平な社会のことを伝えていきたいと思います。







