公益財団法人納税協会連合会会長賞
妹を支える税金
東近江市立湖東中学校 3年 黄地 優愛
私には生まれつき障害を持つ妹がいます。妹は今、障害者さんが通う学校に通っていて、他にも月に二回ほどリハビリにも通っています。リハビリでは歩けない妹が歩行器を使い、一歩一歩を懸命に頑張っています。調子がよい日は楽しそうに歩く姿を見せてくれ、そんな時は家族も一緒に笑顔になります。しかし、調子が悪い日はなかなか思うように歩けず、悔しそうな表情をすることもあります。それでも先生や家族で励ますと、妹はまた挑戦を続けてくれます。その姿は私に勇気を与えてくれます。施設によっては母が送迎をしますが、家まで送ってくれることもあり、家族にとって大きな助けになっています。母は「送迎をしてくれる日は助かる」とよく言います。妹が生活をするために使っているバギーや歩行器、医療の機械などは、国の制度により大きく負担してもらっています。昔は妹が自分で呼吸ができず、酸素の機械をつけて過ごしていたこともありました。今こうして元気に学校やリハビリに通えるのは、医療や福祉の仕組みが整っているおかげだと思います。
私はこれらの支援の多くが税金によって支えられていることを知り、税金の大切さを実感しました。税金は道路や学校に使われているだけではなく、妹の命や生活を守るためにも使われています。私にとって税金は、家族を守ってくれる温かい仕組みです。社会のみんなが納めてくれた税金があったからこそ、妹は生きてこられたのだと感じています。
私は将来大人になったら、自分も働いて税金を納めたいと思います。それは義務だからではなく、妹のように支援を必要としている人を助けられる大人になりたいからです。税金は、支え合う社会を作るために欠かせないものです。妹を通してそのことを知ることができた私は、とても恵まれていると思います。これからも税金の大切さを忘れずに生活していきたいです。







