お知らせ 滋賀県税租税教育推進連絡協議会と滋賀県内の各協議会のニュースやお知らせ等の最新情報です。
2019/1/24
税に関すること 志村美来

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税に関すること

滋賀県立安曇川高等学校 3年 志村美来

私がまだ小学校の高学年のとき、「なんなん税金ってなんで払うの」っとすごく疑問に思っていたときがありました。でも今思うと私たちの生活の支えになっているんだと学んでいくうちに知りました。例えば、小学校や中学校が義務教育で学べること、救急車など病院に関する負担が少ない、ゴミ収集車がある、パトカーや消防車がすぐに来てくれる、道路がしっかり整備されているなど税金に助けてもらっていることはたくさんあります。

私が高校に入学したときおどろいたことは教科書にお金を払わないといけないことでした。小学校、中学校と教科書にお金を払ったことは一度も無かったので自分でお金を払わなければいけないこととその金額の高さにびっくりしました。今まであたり前に無料で新しい教科書を使って勉強できていたので衝撃的でした。あるテレビの番組で、海外の子どもたちが、貧困のために教科書が買えず、何人もの子ども達が一冊の教科書を使って勉強していました。その教科書はボロボロで破れてしまっていましたが彼らにとっては大切な教科書でした。私は今、日本に住んでいてそんな体験をしたことがありません。それは、国民の一人一人が納めている税金のおかげです。義務教育が終わって初めて気づくことができました。

私はときどき思うことがあります。それはゴミ収集車がゴミを回収してくれなくなってしまったらということです。もしそんなことが起きてしまったら、外は生ゴミや資源ゴミが散乱し、地球環境が悪くなり、今問題になっている地球温暖化が悪化し私達自身にも影響してしまいます。こんなことが起きず私達が良い環境で生活できているのも税金のおかげです。ゴミ収集車以外でも除雪車も大切なことの一つです。最近では、地球温暖化の影響ですごい量の雪が降ってもおかしくない状況になってきてしまっています。昨年では、雪が多く雪かきをしないと車を動かせないという状態になってしまいました。でも雪が多すぎて雪かきをしても、全然進まず重くて多い雪をどかすのは大変でとても苦労していました。そんなとき、除雪車が前を通り、雪をほとんど除雪してくれました。すごく助かったし、その後の雪かきは、とてもスムーズにすることができました。

このように税金を納めているからこそ、その分たくさん税金に支えてもっていることはあります。私も大人になったらしっかり税金を納めて少しでも社会の役に立ちたいと思います。

高校生の優秀作品一覧に戻る

2019/1/24
税って何? 永野未莉

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税って何?

滋賀県立甲西高等学校 1年 永野未莉

私が税のことを知り始めたのは、小学校六年生の頃でした。税という言葉に、何にも感じませんでした。まず、税とは何かも知りませんでした。税理士の方が、説明しに来て下さった時に、正直、何を言っているのか分かりませんでした。しかし、税理士の方から、地図をみんなに配られました。みんな、なんやろっと疑問に思っていました。そして、次にシールが配られました。そして、税理士の方が、
「この、地図に書いている建物に税金が使われていればシールをはって下さい。」
と言われて、みんな、適当にはっていきました。何気なく、普通にはっていきました。答え合わせの時に、税理士の方が言いました。
「お金は大事やねんで。」
この言葉で、私はドキッとしました。今まで私は無駄使いをしていなかったかと不安になりました。

税金とは、国や都道府県、市町村などの地方公共団体に納めるお金。そう言われても、ピンッときませんでした。例えば、もし火事にあったときに消防車が来てくれなかったら火を消す人がいません。もっと身近なことで例えてみると、自分が通っている学校がなかったら、私達は何にも学べません。これら全て税金が関係しているのです。消防自動車などは、みなさんが納めた税金からまかなわれているのです。

世の中には、税金の使い方やしくみについて深く知ろうとする人が少ないのではないでしょうか。滋賀県には、税理士が四百人ぐらいいて、甲賀市には二十人ぐらいと少ないのです。その一人が、私の父です。パソコンを見たことがあって、数字がたくさん書いてあり、電卓が常に横にありました。

私は父に聞きました。
「税理士という仕事は大変なのに、なぜそんな仕事をしているの?」
そうすると、私の父は、すぐ答えました。
「誰かが、大変な仕事をしないと、たくさんの人が困る。あたり前の生活をあたり前じゃなくなるのは嫌だ。」
強く、父は言いました。

あたり前の生活を、私達がいつも通りできているのは、いろいろな人がたくさんの仕事に就いて働いて協力しているからなんだと私は思いました。食べ物や物など買う物があれば、当然、お金が必要です。税金なのです。誰かが、税金を払わないとなると、その人が良くても国は必要としていることを知ってほしいです。自分のことばかり考えて、その人だけに迷惑をかけるのではなく、国までに迷惑をかけることは本当に良くないです。

税金は、みんなで決めるルールなのです。それによって、将来の選択肢が広がるのです。そのためには、税金について納税のことばかりではなく、税金の使い道にも関心を持つことが必要になってくるでしょう。このことについて考えることが今後の課題だと思います。

高校生の優秀作品一覧に戻る

2019/1/24
税金の使い道と選挙 寺村詩織

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税金の使い道と選挙

光泉高等学校 1年 寺村詩織

今年の夏休みに旅行でアメリカを訪れ、国連本部の中を見学した時、驚くような展示を見た。それは、世界で一日に使われる軍事費がリアルタイムに表示される電子パネルだ。ほんの数分でものすごいスピードで合計額が上昇しており、わずか一日で四十億ドルに達していた。四十億ドルは日本円でなんと約四千億円にも及ぶ巨額である。その展示には、「世界は武装しており、平和は資金不足」と書かれていた。この言葉は強く印象に残り、意味を考えさせられた。世界のあらゆる国が自分の国の安全を守るためにという理由で多額の税金を軍事費にあてている。人の命を奪ったり、傷つけたりする武器を作るためにこんなにもたくさんのお金を払っているのは、国民一人ひとりなのだと知り、驚愕した。

また、自由の女神像も見に行った。自由の女神像は、アメリカの独立百周年を記念してフランス国民が贈呈したものだ。独立戦争はアメリカの人々がイギリスの税金の取り方などに不満を抱き、自由を求めたのが原因で起こった。この戦時中に「代表なくして課税なし」という言葉が生まれた。この言葉には、自分たちの代表者がいないところで決められた税は納める必要がない、自分たちの国を支えるためには自分たち一人ひとりが税を納めなければいけないという、アメリカの人々の強い意識がこめられている。中学校で学習したように、普段当たり前のように利用している道路や水、学校なども全て税金が使われているので、私たちが生活していく上で、税金は絶対に欠かせないものだ。しかし、ただ単にありがたいものだと感謝の心を持つだけではなく、限りある税金をどのように使うかという使い道についてもしっかりと考えないといけないと思う。

税に関する法律を定め、税金をどのように使うかということは、国民が選挙で選ぶ国会議員や地方議会議員により議決されるため、選挙はとても大事だ。今までも、税金も選挙も私たちの暮らしにとって大事なものだという認識はあったが、今回の旅行を通して、税の使い道と選挙が密接につながっているということに気がついた。それぞれの立候補者が掲げる公約をよく聞き、それぞれの税についての考え方と、自分自身の考え方を比較し、より自分の考えに近い候補者に投票することで税を納める気持ちも変わってくるだろう。自分が信頼して選んだ代表者が使い道を決めてくれるのだから、進んで納めようとする気持ちになるのではないか。私も二年後には選挙権を持つ。その際は、周囲の意見に流されず、しっかりと自分の意見を持って投票したい。そして、気持ちよく税金を納めたい。

高校生の優秀作品一覧に戻る

pagetop
  • 今年度の更新予定はこちら