- 2022/4/4
- 私たちと税 髙本彩葉
大阪国税局長賞
私たちと税
滋賀県立八日市高等学校 1年 髙本彩葉
税金、その言葉で思い浮かぶのは、私を含めほとんどの人が消費税だろう。国の一般会計歳入額の内訳を見ると、消費税の割合は所得税を上回っており、身近な上に国の歳入の中でも重要であることが分かる。
なぜ、消費税の割合が高いのか私なりに考えてみた。増税した、というのは大きな理由かもしれない。8%から10%になったことで、消費税から得られる歳入が増加したとは言えるだろう。私は、それに加えもう一つ理由があると思う。先程比べた所得税は、個人の所得に対してかかる税であり、その税を払うのはもちろん働いて収入を得ている人々である。一方で、消費税とは商品の販売やサービスの提供などの取引に対してかかる税であり、商品を買ったりサービスを利用する場合は、老若男女問わず払わなければならない。つまり、所得税より消費税の方が圧倒的に払う人数が多いため、消費税の割合の方が高くなるという理由である。
前述したように、消費税は増税された。しかし、日本国民の大半が大いに納得した上で増税されただろうか。恐らくそうではないだろう。そこで、世界に目を向けてみると、税率が高いと知られているスウェーデンでは、消費税が25%である。私はそれを知って、それほど消費税が高くても国民は納得しているのだろうかという疑問が浮かんだ。調べてみると、スウェーデンは世界トップレベルで福祉制度が充実しているという。教育費は大学まで含め全て無料で、医療は18歳以下が無料、その上安心して介護を受けられる体制も整っているそうだ。そして、スウェーデンの政策は様々な議論が行われ、合理的に決められている。例えば、ある医療サービスが足りないという意見があれば、今の税率を何%上げないとそのサービスは行えないがどうするか、という議論になり、住民の理解が得られれば税率を上げてサービスを充実させる。逆に、税率が高すぎるということになれば、どのサービスを廃止するのかという議論になる。国民負担率は、日本よりもスウェーデンの方が大きいが、このような議論を行ったり福祉制度を充実させたりすることでスウェーデン国民は納得しているのである。
日本の増税は間違っている訳では無い。ただ、負担が増える国民に対しそのお金の使い道や経済状況から見て必要であることなどを説明したり、公共サービスを充実させたりして、納得してもらうことがとても大切であると私は思う。そして、私たちは税を負担する国民の一人だという自覚を持ち、理解し納得しようと努めることが重要になるだろう。
- 2021/1/20
- 税金について 早藤 伸
滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
税金について
滋賀県立高島高等学校 1年 早藤 伸
この日本には国民の義務として「納税の義務」というものがある。「納税の義務」というのは日本に存在する多種多様な税金を払わないといけない決まりのことで、税金を払わないと税務署から後で追加の支払いを迫られたり、悪質な場合には懲役刑などの処罰を受けることがある。そして、集められた税金の使い道は割合が多い順に、社会保障関係費、国債費、地方交付税交付金等、公共事業関係費、文教及び科学振興費というようになっていて、これらだけでなくまだ他の使い道もある。だが今年は新型コロナウィルスが大流行したことによって、多額の税金を使い、政策を打った。例えば、政府は国内でマスク不足が発生していたため「アベノマスク」と呼ばれるガーゼ製の布マスクを全世帯に2枚ずつ配布したり、国民へ現金一律10万円を給付した。
先にも述べたとおり今回の新型コロナウィルスの政策には自分たちが払った税金が使われている。現在、高校生の僕たちが一番身近に感じるのは消費税だ。去年、消費税が8%から10%に増えて、僕は日本の消費税は高いなと思っていたけど、意外とそうでもなかった。1番消費税率が高い国はハンガリーで27%、続いてクロアチア、スウェーデン、デンマーク、ノルウェーが25%となっており、日本の10%はむしろ低い方だった。そして、ヨーロッパでは殆ど20%を越していた。さらに、消費税の高い国ではその分、教育や福祉が充実している。例えば消費税25%スウェーデンでは、18歳以下は医療費が無料、小学校から大学までの授業料も無料なので、国民はこの高い税率でも納得できているのだと思う。
僕はこの作文を書くにおいて、他の税金のことも知りたくなり、調べると世界の個性的な税金がいろいろ見つかった。まず、日本では入湯税という温泉を利用する際に課せられる税金がある。イギリスでは渋滞税という特定のエリア、時間に自動車で走行すると課せられる税金で、環境にやさしい車などは含まれない。これは実際に効果があり、渋滞税を導入してから渋滞は平均30%緩和された。そして、ドイツには営業税というのがある。これは、店舗などが日曜日に営業する際に課せられ、そもそも法律によって飲食店以外の店舗は日曜日に営業ができないと定められている。これは労働者を長時間労働などから守る為にあるんだろうと思った。
今回、税について考え、いろいろ新しい考えや発見を得ることができた。今はまだ高校生だから税にピンとこないけど、今後、生きていくのにずっと常にあるものなので、今の内に税についての理解を深めていきたい。
- 2021/1/20
- 税金の大切さ 大川 莉奈
滋賀県租税教育推進連絡協議会賞
税金の大切さ
滋賀県立石部高等学校 3年 大川 莉奈
所得税や住民税などいろいろな税があるが今の私が納めている税金は消費税ぐらいだと思います。消費税は百円のものが百十円払わなくてはならなくなるので私はなくなってほしいなと思っていました。なので今回税金はなぜ必要なのかと思い税金の使い道について調べました。そして私達の何気ない日々の生活がスムーズに行えているのもこの税金のおかげなのだと知ることができました。
私の家から学校まで約十キロメートルありそれを私は毎日一時間かけて自転車で通学しています。途中、山の中の狭い所や川の近くなど危険な場所を通ることもあります。そんな場所を毎日安心して通ることができるのは道路がしっかりと整備されているからです。道路を整備するためにはたくさんのお金が必要ですがその出所が税金だと知り驚きました。もし税金がなければ道路を整備することができず私は自転車で学校まで安全に通学できないかもしれません。私の知らないたくさんの人達が働いて納めた税金のおかげで毎日安心して通学ができているのだと思うと、ありがたい気持ちでいっぱいになりました。道路の他にも教育や警察、医療などに税金が使われており、税金は国民生活を良くするためにあるのだなと思いました。そして直接的な見返りが個人にあるものではないことを知りました。
今回税金の使い道を調べて、私の知らないことがたくさんあったように、私達は税金についてくわしく知りません。だから税金について文句を言ったりする人がたくさんいるのではないでしょうか。なので私は税金のことについて学校で学ぶ機会を増やすべきだと思いました。そしたら税金に対する文句ばかり言わずに気持ちよく納税ができると思います。
私は、今回税のことについて調べて税金が必要であると理解しました。だからこれからは嫌だなと思いながら納税するのではなく、人の為、自分の生きる社会のためと思って納税していこうと思いました。

















