お知らせ 滋賀県税租税教育推進連絡協議会と滋賀県内の各協議会のニュースやお知らせ等の最新情報です。
2015/1/23
「税金の大切さについて」畑伊吹

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税金の大切さについて

滋賀県立水口高等学校 1年 畑伊吹

私は普段生活をしていて、税金は本当に役立っているのか、必要なのかと疑問に思うことがあります。

私が中学生の時、家から学校まで約五キロ、自転車で30分程かけて通っていました。その通学路はほとんど歩道がなく、街灯もまばらで工業団地と、田んぼが続いていました。トラックの通行が多く、横を通ると風にあおられそうになったり、暗い道で人影を見ると、「怖いなあ」と不安になることも一度や二度ではありませんでした。心配する親たちが「街灯をつけて下さい」「歩道や自転車道が危険です」と訴えてくれています。「歩道や街灯はどこが作ってくれるの?」と尋ねると「道路や街灯は公共の物だから税金を使って作ってもらえる」と説明してくれました。

こんな事があって私は税金に興味を持ちました。調べてみると税金は、医療、福祉、年金、介護、生活保護などに約四分の一が高齢者など困っている人に使われ、また、私たちが通う学校の補習教科書や先生たちの給料、水道水にいたるまで教育にかかわる事にも使われています。その中でも私が目にとめたのは、道路や公園など公共事業に使われる税金です。日常、通学や通勤で使う日本の道路、橋、信号、街灯、ガードレール、カーブミラー標識などに至るまであってあたりまえのように思っていたのですが、税金でまかなわれていたことを知りました。滋賀県では、昨年の台風で壊れた信楽高原鉄道の復旧にも、多くの税金を使い取りかかっています。最初は役に立たない、心要ないと思っていましたが、あたり前だと思っていた事、それを支えていたのは私たちの支払う税金です。毎日の生活の中ではなかなか気づかないけれど、私たちの暮らしを支えてくれている、多くの人の手助けになる、そして、自分でも気づかないうちにいろんな人に支えられている、お互いに助け合う事、それが税金なんだと思います。また、大切な税金だからこそ、大きな事業だけでなく、小さな町の通学路の安全確保のための工事にも使ってほしいと思いました。

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2015/1/23
「デンマークの税の使い方」中村妃沙

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

デンマークの税の使い方

光泉高等学校 1年 中村妃沙

皆さんは日本の「幸福度」を知っていますか。幸福度とは幸福をどれくらい感じているかという数字なのですが、その幸福度が高く世界の国別の幸福度ランキングで上位にランクインしているのはヨーロッパの国々なのです。どうしてヨーロッパの国なのかは色々な理由があると思いますが、私は税金が関係しているのではないかと考えます。

世界の幸福度ランキングで一位をとっているのはデンマークです。私がデンマークについて調べようとウェブ検索をするとデンマークの検索候補の一番最初に「消費税」と出てきます。詳しく調べるとデンマークの消費税は非常に高く、日本の消費税の約3倍の25パーセントと言うのです。世界で3番目に高いです。

デンマークは幸福度ランキングで一位。消費税の高さでは3番目。何か関係があるのではと思いデンマークの消費税の使い道を調べてみました。

まず、医療費・介護サービスが無料です。税金をたくさん払っている分、健康や老後の心配をしなくていいんです。そのため、2002年に健康保険が非課税になるまではデンマークには民間の保険が存在しませんでした。

また、デンマークでは子どもの存在はとても大事にされていて国家の財産と言われています。そのため大学までの学費は国が負担してくれます。さらに出産・育児休暇は56週間なのですが給料もきちんと貰えます。

ほかにも結婚や葬式が無料だったり、障がい者にとっても暮らしやすい環境がつくられていたりと、国民にも実感できるようなかたちで国民の生活を豊かにしてくれています。だからこれだけ高い税金を払わされてもデンマークの国民は納得しているのではないでしょうか。

日本は今年の4月1日から消費税が5パーセントから8パーセントに引き上げられました。2015年にはさらに2パーセント引き上げられる予定です。これについてはいろいろな意見があると思いますが、私は税の使い方が重要だと思います。デンマークなどのように私たち国民が実感し、満足できるような税金の使い方をすれば国民も納得するのではないでしょうか。

デンマークの幸福度が高いのは税のおかげで暮らしやすくなっているという考えも間違ってはおらず、日本も消費税が上がって環境が変わり、暮らしやすくなれば日本の幸福度も上がるかもしれません。

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2015/1/23
「税と社会保障制度」横山聖

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税と社会保障制度

滋賀県立能登川高等学校 3年 横山聖

私達の国は、福祉国家であり、アメリカなどの夜警国家に比べてとても幸せだと思います。消費税はどんどん上がっていきますが、私達が生きる必要最低限の生活を保障してくれる社会保障制度があるので安心です。今日の日本は、少子化と共に超高齢化社会となっています。これから高齢化が進んでいくと同時に、年金、医療、介護などの社会保障の給付は大幅に増えていくことが予想されます。社会保障費や様々な面で使われる税金を納めるのは主に、勤労者世代の人々です。しかし、その世代の人々は、少子化のために今後ますます減っていき、これからの社会保障制度を維持していけるのかが問題です。その為には、安定財源を確保していくこと、税金を無駄使いしないことが、今後の課題になっていくと思われます。

税金を無駄使いしないということに関しては、まず地方議員の人達がしっかり考え、行動していかなければならないと思います。最近では度々ニュースで、議員の不祥事などが取り上げられ問題になっています。きちんと仕事をされている議員の方々もおられる中で、一人でも問題を起こせば、一気に悪いイメージに繋がっていくので、もっと議員だという意識を持って、何が正しいのかを判断し、仕事をしていけば良いイメージにも回復することができ、税金の無駄使いも少なくできるのではないかと思います。

最近では、消費税が5%から8%に上がり、12月には10%に増税することが決まります。私は、増税したことが将来にとって良かったと思っています。なぜなら、確実な財源確保をすれば社会保障費や、他にも東日本大震災の復興などもっと有効的に使わなければいけない。税金の利用幅が増えていくと思ったからです。時間が経つにつれて、震災のことはあまりニュースにも取り上げられなくなっていて、少しずつ忘れていく人も増えてきたのではないかと思います。しかし、復興するのにはまだまだ多くのお金が必要だと思います。そうしたことにお金を使って、困っている人達を助けることができれば私達が払っている税金は”意味のある税金”へと変わっていくのではないでしょうか。

私は将来、介護士になろうと思っています。介護士になって、高齢者の方々を直接介護する側になれば社会保障のことについて考える機会が増え、大切さも今よりずっと身を持って感じることができると思います。どうすれば、この先もずっと社会保障制度を維持していけるのかを考え、もっと税に関して学んでいきたいです。

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