お知らせ 滋賀県税租税教育推進連絡協議会と滋賀県内の各協議会のニュースやお知らせ等の最新情報です。
2017/2/3
「税について」 森茉唯

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

税について

滋賀県立水口高等学校 1年 森茉唯

私は、今まで税というものを中学や高校で学び、理解していながらもどこかで否定的な思いをもっていた。その思いはきっと、テレビのニュースで、流れてくる税金についての不正行為や、消費税の増税についての事などを見たり、母や父が税金について話をしていることを聞いたりしているからだと思う。

実際に税について否定的な思いを持っている人は少なくはなと私は感じている。デモ活動を行う人も目にしたことがある。やっぱり、税というものを納めて、納めた後の税の行く先を私たちはくわしく理解していないのかもしれないと思い、少し調べてみることにした。私たちは税について、まだたくさんある面の中の一面しか見ていないのかもしれないと言うほど、私は調べてみてびっくりした。

まず、学生である私たちに一番関係のある、教材費は、税金からでていることは知っている。私たちに支給された教科書の裏表紙を見れば、その事が書かれているし、学校の先生にもそういわれた。しかし、学校にいる教師や、その校舎でさえ、税金が関わっている事は知らなかった。教室についていた、テレビや黒板、机やイス、エアコンだって税金が関わってると知り、私たちが今こうして学べているのは、税金があったからと言ってもかごんではないくらいだ。その他にも、私たちがくらしていく時に必要である、ゴミの収集やけいさつのように日常生活に密着した仕事の多くが税金によって賄われている。

そして、東日本大震災も。たくさんの人々が苦しんだあの震災にも、税金が関わってたくさんの人々を助けている。私はこの事実を知った時、少し胸があつくなった。私は当時まだ、小学五年生だった。テレビで被災地の映像をただただ見つめるしか、私には出来ず、無力な私にとてもむなしくなったのを今だに覚えている。でも、私はあの時、ただただ見つめていただけではなかった事がわかったのだ。何も理解せずにはらっていた消費税は、被災した方々にたくさんの支援をしてあげられたのだ。その使い道は、仮設住宅や道路、瓦礫撤去や、学校や市役所、公民館やけいさつ署などの建て直しや建築、原発事故の賠償金の一部、福島原発の被災者への賠償金。

まだまだ、たくさんの所で税金がつかわれてる。私たちは、どんなにその意志がなくても、被災した方々の力になっている。東日本大震災の事を忘れかけてる人も、興味がない人も、力になりたいのに何も出来ずにいる人も、たくさんの人が税金を通じて、助け合いの輪をつないでいるのだ。その助け合いの輪は、きっと、将来私たちが困まっている時にも、税金を通してつながりつづけると思う。

私は税金について否定的な思いをもつまえに、税金がどれほど、私たちの生活を豊かにしているか、理解することが大切だと思う。この助け合いの輪は、とぎれさせてはだめだとも思う。もう少し、真剣に税について考えようと思う。

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2017/2/3
日本の柱、「税」 平井翼

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

日本の柱、「税」

滋賀県立長浜北高等学校 3年 平井翼

税は何に使われているのか?何のためにあるのか?私は税についての知識が、ほぼ無かった。むしろ、必要以上にお金を払わせる、邪魔なものという認識だった。そこで、この税の作文を書くにあたって、税について調べた。税とは、国にとって、国民一人ひとりにとって、必要不可決な存在であるとわかった。しかし、疑問に思うこともある。消費税が何年か前に増税されたのに、まだ財政赤字が続くのか?しかし、だからといって、延期になった更なる増税をされると、私たちは苦しくなる。さらに、公債金は将来世代の負担となる借金とされているが、すべてをこれから先の世代に押しつけるつもりなのか?原子力処理問題についてもそうだが、今は使えるだけ使って、残された借金や危険物質は自分たちの子どもや孫たちに任せてしまう。これでいいのだろうか。しかし、そう口で文句を言えても、もし自分が政府の立場だったらこの状況を変えられるのかと考えると、そうそう出来そうにない。近年の日本の状態を考えると、高齢化による社会保障給付費の増加、度重なる大きな地震や、大雨による洪水の復旧のための公共事業関係費など、特に財政支出額は大きくなっているのではないかと思われる。そのため、増税しないことにはどうしようもない部分もあるのだろう。では、私たちにできることはあるだろうか?まず、税をきちんと納めること、これは国民の義務なのだから、必ずやらなくてはならない。たくさん出かけて、買い物をしてまわって、お金を、経済を少しずつでも多く回していくのはどうだろうか。これは友人や家族との関係を深めることも促すだろう。さらに、身近な財政支出を減らすために、ゴミを減らす、学校を大切にする、ということができるのではないだろうか。ゴミを減らせば、ゴミ処理費用も少なくて済む。買い物袋や、飲食店での紙コップ、割りばし等、改善できる余地は沢山ある。さらにこれは環境問題にも良い影響を与えるはずだ。そして、学校を大切にすることの意味としては、学校の備品や建物そのものを大切に扱い、手入れすることで長く使用でき、文教及び科学振興費の削減に繋がる。そして物を大切に使うことを生徒に教育できるだろう。私は簡単なことしか思いつかなかったが、これらは国民ができる、国のためであり自分のためである行為で、税金の節約のためだけでなく他の分野にも影響を与えられるものだと私は考える。小さなことでも、国民全員が取り組めば、「一」が「一億以上」になる。力をうまく合わせれば、「一」が「二億」にも「三億」にもなりうるだろう。税金のことを政府に任せっきりにしないためにも、今こそ国民全体が立ち上がる時だ。

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2017/2/3
「私が税金について考えたこと」 宮下あゆみ

滋賀県租税教育推進連絡協議会賞

私が税金について考えたこと

滋賀県立高島高等学校 3年 宮下あゆみ

今私たちの生活は、国民が納めている税金で成り立っています。しかし、私は税金がどのような使われ方をしているのか分からないまま私たち高校生にとって一番身近な消費税を納めていました。

私は幼いころから母子家庭で育ちました。そんな環境で育ってきた私が周りの子と同じように学校に通えていたり、当たり前のように食事をしたり、楽しく学校生活を送れているのは、「児童扶養手当」を受けているからだと知りました。児童扶養手当は母子父子家庭が一八歳に達する日以降の最初の三月三十一日まで給付され、税金で賄われている社会保障制度です。今まで税金に関して関心がありませんでしたが、私が不自由なく生活を送れているのは多くの人が払っている税金のおかげなのだなと思いました。

社会保障制度について調べてみると、私たちの生活のほとんどはこの社会保障制度によって支えられていることを知りました。私が通っている高校も授業料の無償化や奨学金制度のおかげで安心して勉強ができています。ただでさえ母子家庭で大変な思いをしているお母さんや、他の家庭の親御さんも社会保障制度があるおかげで待機児童などの問題はありますが、安心して子育てができているのだと思います。そう思うと税金は大切で必要であると感じました。

今回この作文を書くために税のことについて調べてみて、今まで何も考えずに消費税を納めていました。しかし、間接的ではありますが私たち国民が税金を納めることで、自分のためだけではなく国民全員の暮らしを向上させることができると思います。 私たち高校生は税を納める立場というよりは、今はその税金を使わせてもらっている立場だと思います。私たちは税金のおかげで学校に行くことができて、進路実現に向けて頑張ることができています。だから将来は自分の進路を実現して、社会人となったときにしっかりと税金を納めて、今まで支えてもらった分の恩返しのつもりで誰かの支えになっていければいいなと思います。

そして、改めて日本国民全員がお互いに協力していかなければならないなと考えさせられました。

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